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航空機騒音対策について

騒音とは

私たちの周りにはいろいろな音があります。音には情報を伝えるといった大切な役割がありますが、音を聞く人にとって大きすぎる音や、迷惑な音、邪魔な音などを「騒音」といいます。

航空機の騒音の特徴

上空を通過する航空機

  • 音が非常に大きい。
  • 上空で発生するため広い範囲に影響する。
  • 飛行機の通過により、繰り返し発生する。
  • 金属音からファン音等までさまざまな周波数の音が混じる「雑音」である。

航空機騒音の評価

日本の航空機騒音の評価は、「航空機騒音に係る環境基準」の改正(2013年4月施行)に伴い、時間帯補正等価騒音レベル(Lden)を指標として行われております。
この指標は、航空機1機ごとに発生する騒音のエネルギーを加算して計算します。ただし、人が感じる「うるささ」は同じ騒音であっても時間帯によって感じ方が異なるため、Ldenは昼間の音よりも早朝・夕方・夜間の騒音が大きく評価されるように時間帯補正(早朝・夜間は10dB、夕方は5dB騒音値を加算)を行い、1日の航空機騒音の総量を24時間の連続音のレベルで表現したものです。またLdenでは、飛行騒音に加えて地上走行などの騒音も評価に含まれています。

Ldenの算出方法の詳細はこちら

航空機騒音対策

発生源対策

航空機の低騒音化

空港周辺地域にとって、もっとも大きな問題は航空機の離発着時の騒音です。
最近の航空機騒音はジェットエンジンの改良により、以前と比べ、かなり静かになっていますが、成田国際空港株式会社では、低騒音型の航空機ほど国際線の着陸料を安くする独自の料金制度(成田航空機騒音インデックス)を導入しており、低騒音型航空機の乗り入れを促進しています。

低騒音型航空機

夜間の離着陸制限(カーフュー)

成田国際空港では、1978年の開港以来、23時から翌朝6時までの時間帯は原則として離着陸を禁止しています。

深夜の滑走路

飛行コースの監視

利根川から九十九里までの直進上昇・直進降下にあたる部分に飛行コース幅を設定し、航空機がこの幅の中で運航されているかどうかを監視しています。

空港構造の改良

防音提・防音林の整備

航空機が滑走路走行時などに発する騒音影響を軽減するため、空港周囲には防音堤や防音林の整備を進めています。幅100m、高さ10m の防音堤の場合、その外側では、騒音値がおおむね10dB 低減されます。
また、既存林が十分に繁茂している場所では、その自然的価値と防音効果を最大限に活かす整備を行い、防音林として機能させています。

エンジン試運転施設の設置

整備を完了した航空機が、安全運行のためエンジン試運転を行うことは大変重要です。こうしたエンジン試運転を行う際の騒音を低減するため、当社では1999年度に格納庫型消音施設「NRH(ノイズリダクションハンガー)」を航空会社と共同で設置しました。
NRHは格納庫タイプであるため、従来の消音装置に比べ、消音効果は飛躍的に向上しています。
この施設を使用することで、400m離れた空港境界付近では、人の話し声と同等の60dB(A)以下にまで低減させることができます。

NRH(ノイズリダクションハンガー)

NRHでは整流した空気を天井から取り入れる上方吸気方式を採用。
また、施設内部の壁や天井は吸音性や遮音性に優れた素材でできています。

空港周辺対策

空港周辺の騒音対策を実施するため、騒防法(公共用飛行場周辺における航空機騒音による障害の防止等に関する法律)により航空機騒音評価指標値(Lden)ごとに以下の騒音対策区域が指定されています。

第1種区域 : Lden 62dB以上
第2種区域 : Lden 73dB以上
第3種区域 : Lden 76dB以上

区域内では、防音工事の助成、移転補償、土地の買い取り及び防音提や防音林などの緩衝緑地帯の整備が行われています。

また、空港周辺の合理的な土地利用を図るため、騒特法(特定空港周辺航空機騒音対策特別措置法)により、航空機騒音障害防止地区や航空機騒音障害防止特別地区が指定され、新たな建築物の規制や、土地の買い入れ、移転補償も行われています。

環境対策の詳細は、成田国際空港株式会社のウェブサイトをご覧ください。