成田空港 環境こみゅにてぃ

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大気質汚染対策について

大気質の監視

空港周辺の大気の状況を把握するため、空港内及び空港周辺に計6ヶ所の大気質常時監視測定局を設置し、24時間の自動測定を実施しています。

大気質測定局舎の外観

大気汚染対策

成田国際空港株式会社では、以下のような環境対策を実施しています。

APUの使用制限とGPUの利用促進

駐機中の航空機内では、点検や機内清掃などの作業時に、航空機の補助動力装置(APU)を運転させ、機内の電力をまかなったり、冷暖房運転をすることがあります。しかし、補助動力装置といっても、大量の排気ガスと騒音を発生させるため、成田国際空港ではAPUの使用を制限しています。

その替わりとして、地上から電力と冷暖房の空気を送る装置(GPU)の利用をすすめています。これを使えば、点検や機内清掃などの作業も行なえ、排気ガスや騒音が発生しないので、大気への影響も抑えることができます。

低公害車の導入

低公害車とは、大気汚染物質の排出が少ない「天然ガス車」、「ハイブリッド車」、「電気自動車」などのことです。
成田国際空港では、車両から排出される大気汚染物質や地球温暖化物質の削減を図るために、低公害車の導入をすすめています。

天然ガスを使用している社用車

天然ガスで駆動するターミナル循環バス

太陽光発電システムの導入

成田国際空港では、大気を汚さないクリーンな自然エネルギーを利用するため、太陽光発電システムの導入も行っております。太陽光発電システムは、光エネルギーを電気に変える「太陽電池」を用いて発電しており、旅客ターミナル内の電力の一部として利用されています。

第1旅客ターミナルビル展望デッキの太陽光発電パネル

コージェネレーションシステム

コージェネレーションシステムは、都市ガスを燃料とした発電機とボイラーを組合わせたもので、発電機(ガスタービン)を運転させた時に発生する熱の一部を、冷暖房用の熱エネルギーとして利用することで、エネルギー効率を改善しています。これにより使用される化石燃料が少なくてすみます。また、空港内で使用される電力の一部に利用されています。

エネルギー効率の改善例について

コージェネレーションシステム

LED照明の採用

LEDは、消費電力を大幅に削減できる、寿命が長いなど、利便性、ランニングコストや環境面でのメリットが数多くあるため、航空灯火や旅客ターミナルビルへの導入を積極的に進めています。

LED式誘導路灯火